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2014/02/07
沖縄観光情報海外向けサイト Be.Okinawa
観光ブランドとは何でしょうか。「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」という会社をご存知の方は多いと思いますが、特徴的なモノグラム(LとVを重ねた記号)を見れば、会社名のみならず高級というイメージも思い浮かぶのではないでしょうか。
また、「I♥NY」というロゴを目にしたことはありませんか。このロゴを見ると、自由の女神や、高層ビルが立ち並ぶ摩天楼、多様な人種が集う姿、ブロードウェイ等、各自が魅力に思うニューヨークの姿が思い浮かぶのではないでしょうか。
これらはいわゆるブランドが確立した状態であり、観光においてもブランドを確立していくことは、非常に重要となっています。世界の観光地では、象徴的なロゴ等を設定し浸透させることで、ブランド力、すなわち人々の心にその地の魅力を植え付けるとともに、触れた時に反応させる力を高めることに注力しています。
沖縄県では、これまで海外市場向けに「BLUE SEA BLUE SKY」のロゴを使用してきました。しかしながら、競合するリゾート地と区別がつかないなどの課題もあったことから、昨年度、世界15カ国17地域で実施した市場特性調査を踏まえ、観光産業に携わる多くの事業者の皆様と共に、新たに「Be.Okinawa」というキーコピーとロゴを決定しております。
このキーコピーに、沖縄の人々や訪問者の温かい笑顔のイメージや、市場毎の特性に対応したサブコピーを組み合わせ、各種メディアを活用しながら発信することで、「沖縄スタイルへの憧れ」等を創出し、海外市場における沖縄観光のブランド化を推進していきます。沖縄県としては、沖縄21世紀ビジョンで示された「世界水準の観光リゾート地」を形成するためには、観光客数の95%を国内観光客が占めている構造を見直していくことも重要と考えており、外国人観光客の拡大に向け、国内外の航空会社や旅行会社、観光関連事業者等とも連携しながら取り組んでいきます。
(沖縄県広報より引用、一部修正)
沖縄県が今年1月に発表した2013年(暦年)の外国人観光客入域客数が、前年度比46.2%増の55万800人となりました。今後もインバウンドnetでは、外国人観光客の受け入れ体制について取り組んでいきます。