OCVB各県外事務所が協力し、沖縄県が取りまとめた平成30年(年度)の沖縄県への入域観光客統計概況を報告します。
<平成30年(年度)の概況(総括)>
平成30年(年度)の入域観光客数は1,000万4,300 人で、前年比で42万4,400人、率にして4.4%の増加となりました。
度重なる自然災害や麻しん発生の影響により、年度目標の1,000万人には、届かなかったものの、前年度に引き続き、900万人台を記録し、6年連続で過去最高を更新しました。前年と比べて増加した要因は次の通りと考えられます。
○行政や民間が一体となったプロモーション活動により、沖縄の認知度向上や旅行意欲の喚起を図ったこと
○離島直行便など国内航空路線の拡充による国内客の増加
○海外航空路線の拡充・クルーズ船寄港回数の増による外国客の増加
<平成31年度の見通し>
景気は緩やかな回復基調にあることや、下地島空港旅客ターミナル施設の供用開始により、成田ー下地島(宮古)に引き続き、関西ー下地島(宮古)の新規就航が予定されているほか、那覇空港国内線・国際線ターミナルの連結に伴うLCC施設の移転によりさらなる利便性向上がなされること等により、国内旅行市場は好調に推移するとみられます。
また、外国客については、香港ー下地島(宮古)の新規就航予定や、香港ー那覇間においてLCCによる運航再開予定があり、空路客の入込増加が期待されることや、クルーズ船の寄港についても増加する予定となっていること等から、好調に推移するものと見込まれます。
<国内観光客の動向>
■入域観光客数
平成30年度の国内客は、対前年度比で11万5,600人、率にして1.7%の増の700万3,500人となり、6年連続で過去最高を更新しました。これまでの年度における国内客の過去最高の入込は、平成29年度の688万7,900人です。
※詳細な資料は下記「沖縄県文化観光スポーツ部観光政策課」のページよりご覧ください※