OCVB各県外事務所が協力し、沖縄県が取りまとめた平成29年度上半期の沖縄県への入域観光客統計概況を報告します。
<平成29年度上半期の概況>
平成29年度上半期の入域観光客数は、504万6,100人となり、対前年同期比で42万7,400人増加、率にして9.3%増となりました。月別では、8月に初の100万人台を記録し、単月の過去最高を更新するなど好調に推移しました。
9月までに60か月連続で対前年同月を上回るとともに、47か月連続で当該月の過去最高を上回る客数を記録しました。
前年度上半期と比べて増加した主な要因は、次のとおりと考えられます。
○官民一体となった誘客プロモーションの効果
○国内航空路線の拡充
○海外航空路線の拡充及びクルーズ船の寄港回数の増
<国内観光客の動向>
例年に比べると台風の影響は少なかったことと、北九州-那覇路線の新規就航等を含む航空路線の拡充(※1)に加えて、羽田・伊丹-那覇路線や羽田、関西及び名古屋から離島への直行便も好調であったこと等から、各方面ともに好調に推移しています。
下半期は、景気のゆるやかな回復基調が続いていることや、引き続き航空路線の拡充が予定されていること等から、今後も好調に推移することが期待できます。
(※1) 新規就航のあった路線:名古屋-宮古、北九州-那覇路線
主な増便のあった路線:羽田-那覇、羽田-宮古、伊丹-那覇、神戸-那覇路線
<外国人観光客の動向>
昨年から引き続き、訪日旅行人気が継続していることに加え、沖縄発着航空路線が拡充(※2)したことや、クルーズ船寄港回数が大幅に増加したこと等から、各方面ともに好調に推移しています。
国籍・地域別では、韓国や香港の伸びが顕著となっております。
下半期は、引き続き、クルーズ船の寄港回数増が予定されていること等から、前年度以上の入込が期待できます。
(※2) 新規就航のあった路線:西安-那覇、大邱-那覇路線
台北-那覇、ソウル・釜山-那覇、香港-石垣路線
※詳細な資料は下記「沖縄県文化観光スポーツ部観光政策課」のページよりご覧ください※