OCVB各県外事務所が協力し、沖縄県が取りまとめた平成30年度上半期の沖縄県への入域観光客統計概況を報告します。
<平成30年度上半期の概況>
平成30年度上半期の入域観光客数は、520 万 2,600 人となり、対前年同期比で15 万 6,500 人増加、率にして3.1%増となりました。月別では、6月までは69か月連続で対前年同月を上回るとともに、56か月連続で当該月の過去最高を上回る客数を記録しました。台風等の影響で7月に連続更新はストップしたものの、8月は前年に引き続き100万人台を記録し、単月の過去最高となりました。
前年度上半期と比べて増加した主な要因は、次のとおりと考えられます。
○行政や民間が一体となった誘客プロモーションの効果
○離島直行便など国内航空路線の拡充
○海外航空路線の拡充及びクルーズ船の寄港回数の増
<国内観光客の動向>
成田ー石垣路線の新規就航等を含む航空路線の拡充(※1)があったものの、台風の影響による航空路線の欠航や関西国際空港の一時閉鎖があったこと等から、前年を下回りました。
(※1)新規就航のあった路線:成田ー石垣、沖永良部ー那覇路線
主な増便のあった路線:中部ー宮古、福岡ー石垣、福岡ー宮古
<外国人観光客の動向>
麻しん(はしか)患者の発生や台風の影響が懸念されたものの、沖縄発着航空路線が拡充(※2)したことや、クルーズ船寄港回数が増加したこと等から、好調に推移しております。国籍・地域別では、台湾と中国の伸びが顕著となっています。
下半期は、引き続き航空路線の拡充やクルーズ船の寄港回数増が予定されていること等から、好調に推移する見込みです。
(※2) 新規就航のあった路線:高雄ー那覇、仁川ー那覇路線
主な増便のあった路線:台北ー那覇、釜山ー那覇、香港ー那覇路線
※詳細な資料は下記「沖縄県文化観光スポーツ部観光政策課」のページよりご覧ください※