OCVB各県外事務所が協力し、沖縄県が取りまとめた平成29年(暦年)の沖縄県への入域観光客統計概況を報告します。
<平成29年(暦年)の概況(総括)>
平成29年(暦年)の入域観光客数は939 万6,200人で、前年比で 78万3,100人、率にして9.1%の増加となりました。初の900万人台を記録し、5年連続で過去最高を更新しました。昨年に続き、月別では、全ての月において前年同月を上回るとともに、各月の過去最高記録を更新しました。前年と比べて増加した要因は次の通りと考えられます。
○行政や民間が一体となったプロモーション活動により、沖縄の認知度向上や旅行意欲の喚起を 図ったこと
○離島直行便など国内航空路線の拡充による国内客の増加
○東南アジア方面などの海外航空路線の拡充・クルーズ船寄港回数の増による外国客の増加
<平成30年の見通し>
景気は緩やかな回復基調にあることや、各航空会社による航空路線拡充の動きがあることから、国内観光地との競合が想定されるものの、国内旅行市場は好調に推移するとみられます。
また、外国客については、台湾・高雄-那覇間においてLCCによる就航予定があり、空路客の入込増加が期待されることや、クルーズ船の寄港についても増加する予定となっていること等から、好調に推移するものと見込まれます。
<国内観光客の動向>
■入域観光客数
平成29年(暦年)の国内客は、過去最高の685万4,000人で、対前年比で32万3,000人、率にして4.9%の増加となりました。これまでの暦年における国内客の過去最高の入込は、平成28年の653万1,000人。
※詳細な資料は下記「沖縄県文化観光スポーツ部観光政策課」のページよりご覧ください※